２００２年
DRANAGE LYMPHATIQUE CERTIFICAT
The American Institute For Aromatherapy and Herbal studies
２００３年
Lilyanna Foot Massage SchooI
２０１５年
Aromatherapy Remedial Therapist Diploma
２０１７年
HSK中国語検定３級取得
２０１８年
日本NLPコーチング協会修了
２０１９年
整理収納アドバイザ―２級取得
クリンネスト２級取得
２０２１年１２月
ＴＡコミュニケ－タ－取得
その他、多数取得
10代の頃から、浮腫みやすい足、疲れやすい身体、くすみやすい肌に悩まされていました。
この世界へと足を踏み入れたのは、そんな自分の身体へのコンプレックスを解消したいという思いがあったから。
短大卒業後、技術を学ぶため専門学校にも通い何度もくじけそうになりながらも、高額な学校の授業料を払うために必死で働きました。
初めて就職したのは、憧れの帝国ホテルでした。
エステティシャンのアシスタントとして、厳しい先輩に仕事をたたきこまれ、その後エステサロン数社を経験し、営業と度胸を鍛えられ、技術と仕入れ、接遇を学びました。
忙しく働く日々でしたが、私のマッサージに感動して泣いてくださるお客様や、遠方から通ってくださるお客様が増え、お客様の信頼を肌で感じるようになりました。
仕事の面白さを知り、この仕事が天職のように思え、毎日が輝きはじめました。
その頃の私は、大好きな彼と結婚、仕事もプライベートも順風満帆そのものでした。頑張った私へのご褒美のような時間がそこには流れていました。
ですが、私の人生これで落ち着くことはありません。幸せな日々は一瞬で終わりどん底へと突き落とされる出来事が待ち受けていました。
若く健康だった夫が、余命宣告という衝撃な事実。そして悲しみに暮れる間もなく、その医療費と家賃が私の肩に重くのしかかったのです。
当時、借りることができるとは夢にも思わなかった高級マンションに、引っ越したばかりでした。2人で住むには広すぎるそのマンションを持て余すのも束の間、余命宣告から一週間後には、サロン仕様へと変貌を遂げたのです。
当然、悲しみが私を何度も襲います。
頭の中で鳴り響く「なんで？どうして？」というコトバをかき消すように働き続けました。
そのころの私は、悲しむ隙を作らないように仕事をするしかなかったのです。
そんな私を見届けるかのように、余命宣告通り彼は逝ってしまいました。
虚無感に襲われながらも、私は生きていました。
同情されたくもないし、立ち直るのが早いとも思われたくない。
私を知っている人から逃げるように、日本と海外を往復する生活を送りました。
悲しみもやりきれない辛さも持ち続けたまま、それでも前へと進み続けました。
一歩一歩すすむたびに、かけがえのない出会いがあり、忘れられない出来事を経験します。
傷心の私になんで？ と思うような出来事も沢山ありましたが、今となっては、最高に密度の濃い時間だったよね。と振り返ることができる経験を積み重ねてきました。そうやって私は、少しずつ夫を亡くした悲しみから立ち直っていったのだと思います。
月日が流れ、再婚しました。
子どもに全く興味もなかった私があっという間に二児の母親となり、そして、またもや一波乱。
二人目の妊娠と同時に、リウマチを発症。
どこまでいっても私の人生は波乱万丈そのものです。
一番大事な手にリウマチの症状が表れ、痛くて施術が困難に。これまでどんな時も私を支えてくれていた手が、痛くて使い物にならない。
私から手を取り上げたら、何が残るのだろうか？
この痛みは一体いつまで続くのだろうか？
出口のない答えが頭を駆け巡りながらも、私を信頼して来てくださるお客様を放り出すわけにはいかない。
15年もの間、リウマチの痛みや不安と共存しながら過ごしたのです。現在は手術に成功し、いつまで痛みが続くのか分からない不安から解放されました。
振り返ると私の人生は、ジェットコースターのように激しく、普通とは全く無縁の人生でした。
そんな人生に嫌気がさし、どうして平凡ではないのかと自分に問い続けました。
そして普通なら、とうにエステティシャンの道をあきらめているような事象が私を何度も襲います。
それでも私がこの仕事を続けているのは、私にとってエステとは「人生の豊さを色濃くするためのツール」なのだと、心の奥深いところで知っていたからなのだと気づきました。
この人生で良かったという実感はまだ持てませんが、私なりの答えを見つけ、ようやくこれが私の人生だと納得することができるようになりました。
私の手は誰よりも正直で、何よりも本物を知っている、かけがえのない私の一部です。
この手と共に歩んだ私の人生は、不器用で切ない。
でもそんな生き方しかできないその生き方を、私は愛さずにはいられないのです。
どこまでいっても、私はワタシでしかなく、そんな自分で良かったと・・・エステ共に生きる私のマイストーリーがここにあります。
Mayo's Profile
そこでの経験や出会いが、私を強く立ち直らせてくれました。
一筋縄ではいかない人生。
再婚をし、子どもにも恵まれた矢先、リウマチを発症。
その症状は、一番大切な手に表れました。
痛みと不安が続く日々。
それでも自分にできることはないかと模索しながら、ずっとエステを続けてきました。
1974年生まれ東京都在住。二児の母。
エステティシャン歴25年。
エステと共に私の人生はありました。
どうしたらもっと腕を磨くことができるのか？
本当の美しさとはどこにあるのか？
仕事を超えた探求心が、私を日本だけでなく海外へも連れて行き、その経験が出会いを運び人生をより豊かにしてくれました。
プライベートでは、若くして死別を経験。
最愛の人を亡くす悲しみを知りました。
どん底の状態の私を、前へ向いて歩くように促したのも、やっぱりエステでした。
海外に渡り、日本以外での技術を学ぶ日々。
現在は3度の手術を乗り越え、リウマチの痛みから解放されました。
積み重ねた私の経験は、決して辛いものだけではなく、悲しみと一緒に沢山の幸せも味わってきました。
エステの技術も私の人生も、年を重ねるごとに深みを増しています。これからもっと人生を楽しみたい。
そんな想いは私の生き方だけでなく、年齢を重ねたお客様の健康と美しさの追求へと繋がっていきました。
そんな想いから
「Mature Beauty」と名付け、日々お客様の身体と真摯に向き合っています。
